ニキビの洗顔、正しい方法は?

ニキビの正しい洗顔方法について

まず、皆さんの中で一番誤解が多い点について説明します。 それは、洗顔の際に顔をゴシゴシ洗う行為です。もちろん、化粧を落すときに、やむなくある程度強く顔をこする必要がある場合があります。

しかし、より強く洗ったほうが汚れや皮脂が落ちてニキビが早く治る、と勘違いしている人がいます。顔を強くこすり過ぎると、皮膚を傷つけニキビの治りが遅くなります。

ところで、なぜ顔を強く洗いすぎると、かえってニキビ対策に よくないかご存知でしょうか? 人間の肌の表面には、角質層と呼ばれる「層」が存在するのですが、 この厚さがなんとたったの0.02mmなのです。

ちょっとこすった程度でそげ落ちることもありませんが、強く こすり過ぎると傷ついてしまいます。 この角質層は、肌のターンオーバー(新陳代謝)が行われる表皮の 一番上の部分なので、ここを傷つけることがニキビによくないことは ご理解頂けると思います。

加えて、角質層のすぐ上に皮脂膜と呼ばれる、薄い膜が存在します。 皮脂膜という名前の通り、元は皮脂でして、これが皮膚全体を薄くおおっています。 この皮脂膜が外部の刺激から肌を保護し、うるおいやなめらかさをキープします。 また弱酸性の性質を持つため、雑菌の増殖を防ぐ役割をします。

ところが顔を強く洗うことで、この皮脂膜が削げ落ちてしまうのです。 せっかくニキビ予防にやっている洗顔が、かえって肌のうるおいを 無くているのですから逆効果です。 ですので、洗顔の際はなるべく強く顔を洗わず、強く洗うのは汚れが どうしても落ちないとき(たとえば化粧など)に限定してください。

正しい洗顔について知ろう!

正しい洗顔法をチェックしましょう!それでは、正しい洗顔法について紹介します。

1.ぬるめのお湯を使う
2.メイクや汚れをしっかり落す
3.余分な皮脂を取り除く
4.シャワーを利用するなど、キレイな水(ぬるま湯)で  洗顔料を洗い落とす
5.ゴシゴシするなど、強い刺激を与えない
6.キレイなタオルを使う
7.刺激の強い洗顔料・クレンジングを使わない
8.洗顔は、基本的に朝晩の2回にすること

では、解説します。 「ぬるま湯」ですが、ぬるま湯によって皮膚が温められ、毛穴が 開いてくるため、毛穴の中の余分な 皮脂が出て行きやすくなります。

古くなった角質もやわらかくなって、剥がれやすくなります。 冷たい水を使うと、毛穴が収縮しますから、余分な皮脂が毛穴の中に 詰まったままになりがちです。 体温より少しぬるいかな、程度のぬるま湯で洗顔するのがよいでしょう。

■洗顔料・クレンジングについて
基本的に刺激の弱いものを選びましょう。 クレンジングや洗顔料の中には洗浄力の強い「界面活性剤」が入ってるものや オイルクレンジングなどありますが、強力すぎて皮脂膜まで洗い流してしまう 可能性があります。商品購入前に、配合成分をよく確認して下さい。

ただし、刺激の弱い洗顔料がまったく効果がないという方、思春期ニキビに悩む 10代の方はもう少し洗浄力の強い洗顔料を使っても構いません (ただし、使用にはご注意下さい)。

落ちにくいメイクをしている場合は(刺激の弱い)洗顔料ではメイクを完全に 落すことはできませんので、その場合はメイク落しやクレンジングを使った後で、 洗顔料を使うとよいでしょう。 メイクの洗い残しには、くれぐれも注意して下さいね。

■洗顔回数について
基本的に1日2回にして下さい。洗う回数を増やすことはかえって逆効果です。 ただし、顔が汚れて洗いたいとき、非常に油っぽい肌質の方や夏に汗をかきやすい方は、 気になったときに洗顔するのは構いません。その場合でも、顔を洗い過ぎないようご注意下さい。

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